目出度御代に隅田川
きよきなかれ尽せぬ言の葉は
やんことなきおん方の都
とりを詠したまひけるを
集て鈴木氏の筆に
今様を写して金山堂
のあるしに与ければ終に
梓に鐫て幼稚の翫弄
となすも実に目出たき
御代に隅田川つきせぬ
なかれのいく年を祝ひて
八千代草と題してこれを序
なりと申ぬ
明和五ツのとし
子のむつまし月

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