2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

狩野元信の伝説 上巻6ウ:「古法眼筆僧正坊図評 左に図所は山中の魔■僧正の像之或日元信家に■人来て天狗の形を図せん事を求む元信いまた天狗を見す世に図像なし如何せんとおもゑり其夜夢中に老翁来て天狗のかたちを表す元信是てんくなりとしつて是を写す六…

上巻3オ:「古法眼」「七賢人」〈狩野元信〉〈竹林七賢〉 上巻3ウ4オ:「古法眼」「七賢人」〈狩野元信〉〈竹林七賢〉 上巻4ウ5オ:「古法眼」「花鳥」〈狩野元信〉 上巻5ウ:「古法眼」「画扇」〈狩野元信〉〈山水〉〈鶴〉 上巻6オ:「古法眼」「僧…

序 むかし 大泊瀬の御時堅貴の画部 をおかれけること国史にしるされにしより 相覧常則公望か名紫の物語に見へ侍れと その残れる跡とてはいまの世にみるへくも あらす文亀永正よりこのかたいみしき画 とものわつかにのこり侍けるを年比こゝかしこ にてうつし…

底本:大阪府立中之島図書館本 読み:そがべんらん 刊年:宝暦11年(1761) 体裁:墨摺 3巻3冊 袋綴 外題:墨摺原題簽「麁畫便覧 上(下)」(中巻題簽欠) 内題:目録「麁画便覧上(中・下)巻目録」 丁数:上巻23丁 中巻23丁 下巻16丁 序文:上巻1オ〜1…

上巻5面:「周文」 上巻6面:「古法眼」〈狩野元信〉〈出山釈迦図〉 「兆伝主 二幅対」〈兆殿主〉〈明兆〉〈寒山拾得?〉 上巻7面:「兆伝主 二幅対」〈兆殿主〉〈明兆〉〈寒山拾得?〉 「啓書記」〈祥啓〉〈花鳥〉 上巻8面:「雪舟 三幅対」〈文殊菩薩…

一 古人(こじん)名画(めいぐは)の中(うち)殊(こと)に勝(すぐ)れたるを えらひあつむ筆のあたり遠近(えんきん)の 位(くらゐ)心を付らるへし墨のこきうすき は筆のたてはしめひきすてにても しれ侍るへし 一 うす墨のくまとりは板(はん)にうつ…

和漢名筆画譜序 摂江之隠君子集倭漢名画 之真蹟世寶而在人之耳者数 十幅手写之欲繍梓伝不朽吾 友佐々木氏来示于余曰彼隠君 子非售名者好画之癖変欲為 世間流布之珍玩是亦利済之一 事也請為之作序焉余曰画豈 易言夫六芸之外画之用固 大也然画與書相同則雖謂 …

底本:東京藝術大学附属図書館 読み:わかんめいひつがふ 刊年:元禄9年(1696)序 体裁:墨摺 2冊 外題:墨摺原題簽「」 内題:なし 丁数:上巻19面 下巻20面 序文:上巻 跋文:なし 奥付:なし 板元:不明 参考Web:東京芸術大学附属図書館貴重資料デー…

画意之論 山水譜曰(サンスイノフニイハク)凡ソ見山水法(サンスイヲミルノハウ)第一(タイイチ)見其気(ソノキヲミ)第二(タイニ)見其筆(ソノフテヲミ)第三(タイダン)見其図(ソノツヲミル) 云云此語(コノコト)実(マコト)ニ画生(クハセイ/…

漢画指南巻之上 一 画意之論 一 山水位置 併費漢画源画法 一 平地之樹法 併図 一 巌上之樹法 同 一 礬頭屼石之法 同 一 洲渚浮石之法 同 一 山腰遮雲之法 同 一 山腰蒼靄之法 同 一 雲靄景様之法 同 一 野橋扶手之法 同 一 山水賓主之法 併図 一 四君子賓主…

「于/時安永丙申之歳歳暮春三月/望後三日総之下州楫取県之野生/鴻台建視思明謹識」 上巻1オ〜4ウ、漢文のため後日検討→[書誌]参考文献2参照

底本:架蔵(高木元氏の御寄贈による) 読み:かんがしなん 著者:「東都 建凌岱孟喬 著述/門生 建視思明 校訂」 刊年:安永8年 体裁:墨摺 大本 2巻2冊 袋綴 外題:墨摺原題簽「漢畫指南 乾(坤)」 内題:序文「漢画指南序」、目録「漢画指南巻之上(…

欄間図式序(らんまづしきのぢよ) 此(この)三巻(くはん)は欄間(らんま)彫物(ほりものゝ)工夫(くふう) の便(たより)に図(づ)をあらはす 之板例(はんれい)をいはゞ陰(いん)ぼりは 紋(もん)をすかし陽(やう)ぼりは地(ぢ) をすかす黒(くろ)きは彫(ほり)すかし た…

底本:国立国会図書館 備考:大岡隼人は大岡春卜か?