『絵本譬喩節』

上巻2ウ3オ:「氏なくて玉のこし」「子を捨る藪はあれと」 上巻3ウ4オ:「網の目も風とまる」「水こころあれば魚こゝろあり」 上巻4ウ5オ:「壁に耳あり」「願人は居なから名所をしる」 上巻5ウ6オ:「月夜に釜をぬかるゝ」「鬼の目にもなみだ」 上巻6…

絵本譬喩節 聖賢(せいけん)人ををしゆるにちかくたとへ をとりたまふとかやされば大液(たいゑき)の芙蓉(ふよう) 未央(びわう)の柳といへば美人の姿(すがた)もおもはれ 舂臼(たちうす)に薦(こも)といはゝ醜女(しこめ)の尻(しり)かと思はる 妖怪(ようくはい)の…

底本:東北大学附属図書館狩野文庫本 読み:えほんたとえのふし 刊年:寛政9年(1797) 初摺は天明9年(1789)刊 体裁:墨摺 3冊 袋綴 外題:「絵本譬喩節 中(下)」(墨摺原題簽) 内題:「虵本譬喩節」(上巻1オ) 丁数:上巻9丁 中巻7丁 下巻8丁 序文:上巻1オ〜…