鍬形螵斎

上巻1ウ2オ:「沙那王」 上巻2ウ3オ:「弁慶」「牛若丸」 上巻3ウ4オ:「義経」「熊王」「弁慶」 上巻4ウ5オ:「季重」「直実」 上巻5ウ裏表紙見返し:「梶原景時」「景季」 下巻表紙見返し1オ:〈一の谷合戦〉 下巻1ウ2オ:〈平家〉 下巻2ウ3オ:「盛…

文(ぶん)は朽(くち)ざるを以(もつて)自を治(おさめ)武(ぶ)は戈(ほこ)を止(とゞむる)を以 国(くに)を治(おさむ)る故(かるがゆへに)文武(ぶんぶ)兼備(かねそなは)る時(とき)には良将(りやうしやうと)仰(あをがれ) 備(そなはら)ざる時(ときは)血気勇(けつきのゆ…

底本:東北大学附属図書館狩野文庫本 読み:えほんさきわけゆうしゃ 刊年: 体裁:彩色摺 2巻2冊 袋綴 外題:「絵本咲分勇者 上(下)」(墨摺原題簽) 内題:なし 丁数:上巻5丁半 下巻5丁半 序文:上巻1オ 跋文:なし 奥付:画工名、板元名 板元:須原屋市兵衛、永楽…

秋旬無聊螵斎来ていふたま/\半日の閑 を得たり雅時の消遣すへきありやと我忽一 計を生しまつ彼に筆研を授け傍なる 字書を閲し漫に鳥部の文字をあけて 読む随てよみ随て写す終に犭部に及ふ 瞬息の間に飛走紙上に群をなす筆 勢の妙いわむかたなし戸庭を出す…

太平楽(たいへいらく)の巻物(まきもの)に曰(いはく)。京紅(きやうべに)の 朱(あけ)を奪(うば)ふ江戸紫(えどむらさき)。吉野(よしの)の 花(はな)に勝(まさ)る花(はな)の吾嬬(あづま)。軒(のき)より 出(いて)て軒(のき)に入(いる)月(つき)の顔(かほ)には。姥捨…

凡例 世に和漢の画本多しといへとも皆諸の名画の 写しのみにして日用の間に合ぬなり今此画本は 絵の入用の諸職人のため或は画こゝろある人を早く画 道に入しめんか為に北尾螵斎先生の工風せられ有れしを 予ひそかに此一巻を見てこひ求め則諸職画鏡 題し梓に…

底本: 読み: 刊年:寛政7年(1795)序 体裁:墨摺 一巻一冊 袋綴 外題: 内題:なし 丁数: 序文:1オ 跋文:なし 奥付: 板元:須原屋市兵衛