2006-03-25 ■ 北尾重政 『絵本勲功草』 序文 序 国富(くにとみ)民(たみ)も豊(ゆたか)なるとしの旦(あした)の嘉瑞(かずい) とて千寿万歳(せんずまんざい)うたふなるうかれ童(わらべ) の円居(まとゐ)してかたりあへし金平(きんひら) ざうしに類(たぐ)ひたるむかし/\の武士(ものゝふ)の功(いさをし) をかひあつめて猶幾春(なをいくはる)のましはり 深(ふか)きはなしぐさとなさしむるも 又めでたき御代(みよ)のためしならずや つちのとのうしのはつ春