『和歌夷』

此巻にかいつけたるは西の宮の夷うたにして三とせ か間足たゝぬ腰のをれたることの葉なからいはくす船に乗 のきて高山の手の風のまに/\はなちすてたるされことなりき むかしなにはの鯛屋の何かしもこの釣竿の糸にかゝり磯辺に たかき石田未得も歌膝の茵と…

2紙:〈宮廷の正月〉 4紙:〈武家の正月〉〈万歳〉 6紙:〈雪中の年礼〉 8紙:〈太神楽〉〈獅子舞〉 10紙:〈猿曳〉〈龍図の衝立〉 画像リンク先 国立国会図書館貴重書画像データベース 和歌夷で検索

夫たはれうたの狂といへはもろこしまても行 いたるめる千里の馬の伯楽の街に春のはしめの はるこまならてよきこふる読人をつとへ 大牧小牧の巻を作る四方の狂歌の連銭あし毛 扇巴か乗たりける春風といふ名歌をはしめ名に たち花の鹿毛のこま児島か崎の先をあ…

底本:国立国会図書館本 読み:わかえびす 刊年:寛政元年(1789) 体裁:彩色摺 1冊 画帖 外題:なし 内題:なし 面数:12面 序文:1面 鹿津部真顔 跋文:12面 宿屋飯盛 奥付:12面 画工名、板元名 板元:蔦屋重三郎 翻刻参考文献:『喜多川歌麿展』千葉市美術館展覧会…