『麁画便覧』

狩野元信の伝説 上巻6ウ:「古法眼筆僧正坊図評 左に図所は山中の魔■僧正の像之或日元信家に■人来て天狗の形を図せん事を求む元信いまた天狗を見す世に図像なし如何せんとおもゑり其夜夢中に老翁来て天狗のかたちを表す元信是てんくなりとしつて是を写す六…

上巻3オ:「古法眼」「七賢人」〈狩野元信〉〈竹林七賢〉 上巻3ウ4オ:「古法眼」「七賢人」〈狩野元信〉〈竹林七賢〉 上巻4ウ5オ:「古法眼」「花鳥」〈狩野元信〉 上巻5ウ:「古法眼」「画扇」〈狩野元信〉〈山水〉〈鶴〉 上巻6オ:「古法眼」「僧…

序 むかし 大泊瀬の御時堅貴の画部 をおかれけること国史にしるされにしより 相覧常則公望か名紫の物語に見へ侍れと その残れる跡とてはいまの世にみるへくも あらす文亀永正よりこのかたいみしき画 とものわつかにのこり侍けるを年比こゝかしこ にてうつし…

底本:大阪府立中之島図書館本 読み:そがべんらん 刊年:宝暦11年(1761) 体裁:墨摺 3巻3冊 袋綴 外題:墨摺原題簽「麁畫便覧 上(下)」(中巻題簽欠) 内題:目録「麁画便覧上(中・下)巻目録」 丁数:上巻23丁 中巻23丁 下巻16丁 序文:上巻1オ〜1…